米国雑誌のVarietyは
Wiiで映画配信サービスが開始される可能性があるとしています。

Varietyは映画会社Lionsgateの幹部が
Wiiで映画とテレビ番組を配信することについて言及して、
彼はそれが今年起こると思うと発言したとしています。

日本では既に富士ソフトろ任天堂が共同で
ビデオオンデマンドサービス、みんなのシアターWiiを既にスタートしています。
また電通と共同でWiiの間チャンネルも計画されていますが
それをアメリカでも開始し、ハリウッド映画などを扱うことは
任天堂にとって大きな利益になるということみたいです。

アメリカでは1620万のWiiが販売されています。
Xbox360は1280万台、プレイステーション3は630万台。
つまり家庭用ゲーム機市場の半数近くを占めるWiiが映画などを配信することは
たしかに大きな影響を与えそうです。

しかしWiiは今までゲームに触れてこなかったような人も取り込みました。
Xbox360やPS3を所有する人とは違い、デジタル機器というよりも
娯楽のおもちゃのような位置づけで所有している人が多いということです。
そしてその様な人はパソコンなどでビデオに触れていそうにはないということや、
WiiはPS3などに比べ高い解像度が実現できない、
ハードディスクの問題があるため、たくさんダウンロードすることはできない
などの問題点も指摘。
特にハードディスクについては、
それなりの画質を求めるとダウンロードできませんし、
それなりの数をダウンロードしようとすれば画質はあきらめざる得ません。

ただ、ハードディスクなどの問題が解決でき、
さらに誰でも簡単に扱えるようなビデオ配信サービスが開始できれば
Wiiにとっても、ハリウッドにとっても大きな利益は生みそうですね。

ただ個人的にはWiiの間チャンネルやみんなのシアターWiiのアメリカ版のようなものの
開始を示唆しているのであって、
Varietyがハリウッドの映画会社Lionsgateが
Wiiでのビデオオンデマンドサービスについて言及したから
勝手にハリウッド映画と解釈しているような気もしますが……。

ただどちらにせよ、Wiiの間チャンネルなど
Wiiでのビデオ配信サービスは今後大きく成長していくでしょうから
注目のサービスといえそうですね。


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