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ニンテンドーDS用機器に対する差止訴訟に関する東京地裁判決について

  • 掲載: 2009年2月27日 18:21
任天堂は先日ソフトメーカー54社と共にマジコンについて提訴していた件で
東京地方裁判所は任天堂らの主張を認める判決を下したようです。
マジコンとはゲームのデータををバックアップし、
それをゲーム機で起動させる機械
のこと。
要するに、お店などでゲームソフトを買わなくても
インターネットなどからゲームのデータを取得、
プレイすることができるというものです。
データをバックアップすること自体は問題がないのですが、
そのデータを配布すれば著作権法違反にあたります。

これはもちろん任天堂などのソフトメーカーに被害はあるわけで
昨年の7月に、、不正競争防止法に基づいて、輸入・販売行為の差止等を求める訴訟を
マジコン販売会社5社に対して東京地方裁判所に提訴していました


そして判決は、
任天堂らの主張を全面的に認める旨の内容だったようです。

今回の提訴はあくまでもDSに対するものでしたが、
ゲームのデータという面でみればPSPやWiiなども例外ではありません
今回マジコンを違法とする判決が出たことで、
今後規制が厳しくなっていくかもしれませんね。
マジコンのようなものがなくなる時代はくるのでしょうか。


◎関連リンク
 □判決についてのニュースリリース(任天堂)
 □提訴についてのニュースリリース(任天堂)

◎関連ニュース
 □コラム:”ダウンロード違法化”によるゲーム業界への影響は?