Wii本体の特徴といえば、ディスクスロットが青く光ることも挙げられるかと思います。知っていたら得をするかもしれない、青い光の情報です。

　今まで見てきた通り、Wiiのディスクスロットは青く光っていますね。まず先に、なぜ青く光るかについてですが、任天堂ホームページの連載「社長が訊くWiiプロジェクト」に答えがありました。

　芦田氏：パイロットランプが青く光るギミックについても、デザイングループがディスカッションしていたところに竹田さんが来て、「ここはやっぱり光らせるべきだろう」と、やや強引に（笑）。
　竹田氏：最初は「E3のショウの展示だけでも」っていうつもりだったんですが、会場で非常に好評だったものですから……。
　高本氏：内部の隙間に、なんとか詰め込みました（笑）。

　あの光はE3で出展するバージョンだけにする予定だったようですね。やはりそれは好評だったようで、その後も登場し続け、商品版にも搭載されることになりました。

　さて、現在アメリカでは「Nintendo Fusion Tour」という、WiiやDSの移動体験会のようなものが開催されています。
　Go Nintendoの記者は、この青い光について疑問を抱いていたようで、このツアーの取材中に担当者へ質問をしたそうです。以下は、そのレポートです。

　Wiiの販売用バージョンは、メディアスロットから美しい青色の光を放ちます。ですが問題は、あなたがコンソールを使っている間は、それが照らされないということです。使用している全ての時間に灯る唯一の光は、小さな緑の「電源ランプ」だけで、これはシステムが稼働中であることを示しています。
　あなたがWiiの電源を入れた時、メディアスロットの青い照明が灯ります。WiiまたはGCソフトを挿入する時も、スロットが灯ったままであり続けます。

　Wiiは24時間稼動し続けるシステムなので、ディスクスロットがいつも光っているわけではないことは、当然と言えば当然かもしれませんね。
　続いては、この光はユーザーが操ることができるのかという点ですが、以下もレポートより。

　担当者は、「いつでも光を放ち続けることができるオプションがあるかどうかは分からない」と指摘するのがとても速かったです。彼は、「私が知る限り、そのオプションはなかった」と言いました。
　しかし、それはミスかも知れません。たぶん、オプションはそこにはありませんでした。しかし私は、Wiiが発売されるまでは、正確には分からないと思います。

　ディスクスロットの光が操作できるかについては、担当者は曖昧な答えでした。なので、もしかしたら遊び心のような感じで、設定メニューの中にあるのかも知れません。それこそ、発売するまで分からないという事ですね。


◎関連リンク
　□The Wii blue light - what’s the deal? （Go Nintendo）
　□社長が訊くWiiプロジェクト Vol.1「Wiiハード編」 第3回 （任天堂）