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このソフトは危険? 「クソゲーオブザイヤー2008」がまとまる

  • 掲載: 2009年1月4日 20:16
 ゲームバランスが悪い、重大なバグがある、そもそもゲームが未完成だったなど、何らかの理由で”クソゲー”と判断されてしまったゲームを称える「クソゲーオブザイヤー2008」をの大賞候補が、12月に話題となったあのWiiソフトでした。
 他のノミネート作品と共に、2008年のクソゲーを簡単に振り返りたいと思います。

 ※1/4 22:30追記…クソゲーオブザイヤーの説明を追加しました。
 ※1/5 19:55追記…実は大賞が決まっていなかったので、記事を一部訂正しました。
 まず「クソゲーオブザイヤー」とは、2ちゃんねる内の家庭用ゲーム板にある「クソゲーオブザイヤー」スレッドの参加者らが、その年に発売されたゲームの中で最も”クソゲー”だったタイトルを決める、というものです。
 ”クソゲー”に認定されてしまう理由は、冒頭でも紹介した通り「ゲームバランスが悪い」「重大なバグがある」など様々ですが、ユーザーにとって不利益なゲームであるというのが共通点でしょうか。

 では、ノミネートされてしまったソフトを見てみたいと思います。クソゲーオブザイヤーは据置型と携帯型で分かれているようなので、ここでは据置型のみ掲載します。
  • メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!! (Wii、タカラトミー、2月7日)
     → 一試合に2時間超も要する「最高にリアルタイムな野球ゲーム」らしい。
  • 奈落の城 一柳和、2度目の受難 (PS2、日本一ソフトウェア、3月6日)
     → 死亡したキャラが「テキストがまだない」と発言 などなど
  • 大奥記 (PS2、グローバル・A・エンタテインメント、6月5日)
     → ファミ通レビューで13点、発売前日に提示された買取価格が200円、などなど
  • ジャンライン (Xbox360、レコム、9月25日)
     → 麻雀ゲーム。バグの酷さにパッチが公開されたが、改悪という結果に。
  • 神代学園幻光録 クル・ヌ・ギ・ア (PS2、アイディアファクトリー、10月9日)
     → 「何度も言うが買おうか迷ってる奴は本当にやめとけ。どうしても数千円ドブに捨てたいのなら実際にドブに捨てろ」が名言らしい。
  • プロゴルファー猿 (Wii、バンダイナムコゲームス、10月23日)
     → ファミ通で12点の「プロゴルファー猿」、なんとエンディングまで10分を参照。
  • メジャーWii パーフェクトクローザー (Wii、タカラトミー、12月11日)
     → 「メジャーWiiパーフェクトクローザー」が“ヤバすぎる”とネットで話題に (痛いニュース)

 と、7タイトル中3タイトルがWii向けという結果に。大賞は、年末に話題をかっさらった「メジャーWii パーフェクトクローザー」が受賞しました。「クソゲーオブザイヤー」スレッドでは現在も大賞タイトルの議論が続いており、候補は「メジャーWii パーフェクトクローザー」と「ジャンライン」のようです。
 ちなみに「プロゴルファー猿」は、ゲーム自体はわりと問題なくて、むしろ極度のボリューム不足が問題になっていた面はありますね。「メジャー」は、12月に発売された続編が大きな話題になりましたが、「じゃあ2月に発売された方はどうだったのかな」と疑問に思っていたのですが、前作もアレな感じだったようですね。

 ちなみにクソゲーと言えば、とある雑誌が各メーカーにした「あなたの会社のゲームがクソゲーだったらどうしますか?」という質問に、任天堂だけが「わが社のゲームにクソゲーはありません」とカッコよすぎる回答をしたというエピソードが有名です。
 他のメーカーも任天堂を見習って欲しいところですが、かと言って全メーカーに任天堂クオリティを要求すると大変なことになってしまいますので、難しいところですね。

 さて、2009年はどんなゲームが発売されるか、悪い意味でももちろん良い意味でも楽しみですね。

◎関連リンク
 □クソゲーオブザイヤーWiki 家庭用ゲーム版
 □2008年のクソゲーオブザイヤーの大賞が発表に。 (ゲーム情報&ブログ)