”2008年に人気だったWiiソフト”という事で、N-Wii.net内で掲載しているAmazonアソシエイト経由の売り上げランキングです。おかげさまで、2008年はようやくランキングに出来る数の売り上げを記録できまして、初の試みという事でやっていきたいと思います。
集計方法ですが、例えばAmazonでの特典付きと特典なしがある場合や、「どうぶつの森」のようにWiiスピーク同梱版と通常版がある場合なども、全て1タイトルとして集計しています。
なお、あくまでもN-Wii.netでの売り上げランキングですので、市場の動向とは異なる場合があります。あと、各タイトルのリンクは
Wiiソフト発売予定表 兼Wiiソフトデータベースでの該当タイトルの紹介ページです。各月の1位はパッケージ画像付きで掲載し、これはAmazonに直接リンクしています。
2008年1月
スマブラX
1月31日に発売された「
大乱闘スマッシュブラザーズX」がみごと1位を獲得しました。
ほか、2007年12月に発売された「Wii Fit」も人気で2位にランクイン。3位は、バランスWiiボード対応ソフトとして注目された「ファミリースキー」でした。
2008年2月
スマブラX
2月は、品薄が続いた「
大乱闘スマッシュブラザーズX」が引き続き1位を獲得しました。2位はWiiリモコン+ヌンチャクでの操作性が注目された人気サッカーゲームの最新作、3位は発売後3ヶ月が経過しても好調な「Wii Fit」でした。
2008年3月
メトロイドプライム3
ファン待望の「メトロイドプライム3 コラプション」が1位を獲得。
2位はCM攻勢をかけ知名度が上がった「デカスポルタ」、3位は「Wii Fit」。E3で発表された時点では、まさかここまでのブームになるとは予想できませんでした。
2008年4月
マリオカートWii
4月は「マリオカートWii」のほか、コントローラ関連グッズの売り上げも急上昇しました。
やはりマリオカートは対戦があってこそ。オフラインでもWi-Fiでも良いので、未体験の方もぜひマリオカートで対戦することの楽しさを味わって欲しいですね。
2008年5月
リンクのボウガントレーニング
米国での発売から約半年、ようやく発売された「リンクのボウガントレーニング」が1位を獲得しました。Wiiザッパー同梱はお得である反面、
ゴーストスカッドなどを買っている人は
Wiiザッパーが2個目になってしまう、ちょっと置き場所に困るソフトでした。
2位は、20年振りのリメイクとなった「ファミリートレーナー」です。ランキングを見ていけば分かりますが、実はかなりのロングセラーになりました。あと、人々の支持を得た「マリオカートWii」もしっかりとランクイン。
2008年6月
ファミリートレーナー
1位は「ファミリートレーナー」です。N-Wii.netが総力を挙げた特集に効果があったためか、なかなか好調な売り上げを記録しました。
2位はWiiとの連携機能”スピーカーチャンネル”があった「バンブラDX」が獲得。DSソフトでは唯一のランクインとなりました。
3位は、約10年振りの続編となった「風来のシレン3」です。
2008年7月
ファミリートレーナー
1位は、サード製Wiiソフトでは唯一の2ヶ月連続1位を達成した「ファミリートレーナー」です。専用マットの上で人が動き回る様子は、実際に遊んでも見ているだけでも面白いです。
2位は、テクモと任天堂の共同開発ソフト「零」でした。Wiiリモコン+ヌンチャクの操作性が抜群で、グラフィックもWii最高峰というなかなかの良作です。
3位は、独特なタッチで描かれたワリオ達に注目の「ワリオランドシェイク」です。
2008年8月
零 ~月蝕の仮面~
1位は「零」が獲得。内容が和風ホラーという事もあり人気が高まったようです。
2位は人気が続く「ファミリートレーナー」、3位はスキップ制作の異色なソフト「キャプテン★レインボー」でした。
2008年9月
Disaster
9月は、モノリスソフト制作のサバイバルアドベンチャー「Disaster」が1位を獲得。”
Wiiで映画俳優””
主演:あなた”といったキャッチコピーも印象に残る本作は、ストーリー自体は短いかも知れませんが、Wiiリモコンで操作することの魅力が詰まった作品です。
2位の「ワンピース」は、これも僕はノーマークでしたが、2007年4月に発売された1作目が人気だったためか、思ったよりも好調でした。3位の「ファミリートレーナー」は
5ヶ月連続でのランクインを果たし、N-Wii.netとしては2008年のロングセラーヒット作品になりました。
2008年10月
Wii Music
宮本さんプロデュースの「Wii Music」が1位を獲得。一時は売り上げ的に厳しい状態だったようですが、年末商戦効果で国内累計は30万本を突破したようです。
2位は、僕はノーマークだった「大怪獣バトル ウルトラコロシアム」がランクイン。特に紹介した覚えは無かったんですが、
ソフト発売予定表経由での売り上げが多かったです。
3位は、エースコンバットの開発チームが制作した最新作。操作が簡単ながらも奥が深い1作。
2008年11月
どうぶつの森
今年の年末商戦で最も大きな期待を集めた「街へいこうよ どうぶつの森」が文句なしの1位を獲得、2位は任天堂によるプロモーション協力があった「シェイプボクシング」、3位は「Wii Music」です。
4位は特典や声優陣が豪華だった「ルーンファクトリー」、5位は1月に発売された「ファミリースキー」の中級編にあたる続編がランクインしました。
2008年12月
カラオケJOYSOUND
DAIGOさん出演によるCMで注目度が高まったためか、「カラオケJOYSOUND Wii」が1位を獲得。2位はWiiであそぶシリーズ第1弾の「ドンキーコング ジャングルビート」、3位は「どうぶつの森」です。
4位はチュンソフト制作のサウンドノベル「428」、5位は「シェイプボクシング」でした。
さて、2008年1月~12月のランキングをお伝えしましたが、実際の市場の動向と比べると、以外にもサードパーティ製タイトルが健闘している事が分かるかと思います。
「
ファミリートレーナー」なんかは5ヶ月連続でトップ3にランクインしましたし、10月~12月もサード製ソフトが多く登場していますね。
ただ、これがネットとリアルの温度差と言いますか、ネットにはコアなファンが多く存在する一方で、やはりネットで情報収集をしない人はソフトを買わない傾向があるようですね。
そういった方々に対しては、情報収集源としてテレビCMが大きな影響を与えており、「
デカスポルタ」や「
JOYSOUND」などが良い影響を受けています。ランキングにはありませんが「
太鼓の達人」などもそうですね。
とは言え、「428」など好調とは言えないソフトもあるわけで、Wiiでソフトを売ることの難しさを改めて実感した1年でした。
さて、毎月のランキング以外にも、年間の総合ランキングも後ほど発表する予定です。こちらの方もお楽しみに。