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岩田社長、Wiiのモデルチェンジについて「現時点で計画はない」

  • 掲載: 2008年12月12日 19:11
 任天堂の岩田聡社長はスポーツニッポンのインタビューに応じ、11月に発売された「ニンテンドーDSi」や、3年目を迎えたWiiについて語りました。
 まず、ニンテンドーDSiについては「業務用に使ってもらうことも可能だ」と述べ、単に娯楽目的で用いるだけではなく、業務用のツールとしても活用していく考えを示しました。
 そのほか、DSiの無線通信機能を利用して、商業施設やテーマパークなどで情報提供を行うサービスの充実にも意欲を示したとのこと。これについては、任天堂がプロデュースした「時雨殿」や、シアトルマリナーズでの情報提供サービスなどが該当しますね。
 11月1日に日本で先行して発売されたニンテンドーDSiは、11月中だけで50万台以上を販売し、「まずは順調」との認識を示しました。

 また、発売から2年が経過したWiiのモデルチェンジについては、「選択肢が多過ぎるのもお客さんが混乱してデメリットだ」として、現時点で計画はないとしました。
 岩田社長のこの発言は、恐らく、複数のモデルが発売されているXbox360やプレイステーション3を暗に批判したものと思われます。確かに、似ているようでちょっとずつ違うモデルがいくつもあると、買う側は迷ってしまいますね。

 ちなみにWiiのモデルチェンジは、DVD再生機能搭載版が2007年後半に発売される予定でしたが、現モデルのWii本体の生産に集中するため、発売が延期となっていました。

 しかし、「今さらDVD再生機能を付けただけのモデルを発売するのはどうか」といった意見があることや、Wii本体の容量不足問題などもあることから、モデルチェンジをする場合は大掛かりなものする必要がありそうですね。

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