MC: 春には待ちに待った『ドラゴンクエストIX』が遊べるんですね。
三宅氏: そうですね。でもそのまえに、12月20日から開催されるジャンプフェスタ2008のスクウェア・エニックスブースに『ドラゴンクエストIX』をプレイアブル出展します。
MC: 今日はいろいろな発表がありましたけど、開発のほうはもう少し続くんですよね?
三宅氏: 終盤には差し掛かっていますが、まだ終ってはいませんね。とはいえ、あとは完成させるだけです。
堀井氏: そうですね。完成へ向けて仕上げている段階です。まあ、つぎの新しいものについてもそろそろ構想を練ろうかなって。今回は携帯機だったので、つぎはWiiくらいがいいかな、って。……って、言っちゃってよかったのかな?
三宅氏: !!! あ、いや……『ドラゴンクエストX』がWiiで……ってことですよね(苦笑)。
MC: さらーっとすごいことをおっしゃられたみたいですね……。
三宅氏: ……まあ、そういうことです!!
MC: 『X』のほうも開発が進んでいると!
堀井氏: そうですね!(笑) あとはナイショで(笑)。
ニンテンドーDSの『ドラクエIX』がほぼ完成し、いよいよ発売日も正式に決まったこと、さらに次回作である『ドラクエX』もWii向けに開発を進めてくださっていると聞き、たいへんうれしく思っています。
(中略)また『IX』の発売に向けて、ふたつのことを実現したいと考えています。まずは、活況を呈している欧米に負けない市場を、『ドラゴンクエスト』とともに日本で作ること。
もうひとつは、『ドラゴンクエスト』を海外でより普及させるためにしっかりとタッグを組んでいきたい、ということ。任天堂でも、日本でしか売れないだろうと言われていた”脳トレ”シリーズを海外で普及させました。
日本のゲーム文化を代表する『ドラゴンクエスト』の魅力を知る人を、世界でひとりでも増やしたい。堀井さんたちとともにがんばりたいと思います。
いよいよ『ドラゴンクエストIX』の発売日が決定しました。ユーザーの皆さん、楽しみにしていてください。そして、楽しみにしていたのはユーザーさんだけではありません。私自身もどれだけ、この日を待っていたことか。あーよかった! というのが実感です。
(中略)この『ドラゴンクエストIX』は、決して皆様を裏切ることのない、安心してできる、皆様がたのゲームです。どうかご期待ください。