三才ブックスより刊行されている月刊誌ゲームラボは、「モンスターハンター3」がPS3からWiiへ移籍したことに関してカプコンに取材しました。

　インタビュー記事では核心にせまる質問もあり、他のゲーム誌ではできないような質問もガンガンぶつけている印象がありました。気になるインタビュー記事は、はちま起稿さんをご覧ください。

　以下、気になる部分だけ抜粋しました。

　ゲームラボ：まず、「モンハン3」は当初、PS3で発売する予定でしたよね？ なぜWiiに変わったんですか？
　カプコン：計画が進むにつれて、Wiiというハードが魅力的であると弊社では判断したためです。
　ゲームラボ：つまり、PS3の出荷台数を考えると魅力的ではないということですか？
　カプコン：それは違います。Wiiの操作方法なら、「モンハン」に新しい可能性を加えることができるということです。

　また、「PS3は捨てたのか？」という問いに対しては「おっしゃる意味がわかりませんね（笑）」と一蹴、「どのソフトがどのハードで発売されても、No.1を取る気概で開発に取り組むだけ」と語りました。
　ということで、Wiiへの移籍については「Wiiが魅力だったから」とし、PS3を捨てた訳ではない事を明かしました。

　さらに、今後「モンハン3」がPS3でも発売される可能性については「今の段階では申し上げられませんが、「モンハン3」がWii専用と決定したわけではありません」「とにかく私どもとしては、一人でも多くのお客様に楽しんでいただけるタイトルを出すだけ」とコメントしました。

　カプコンの戦略についてはもうご存知だと思いますが、例えば過去に「○○に独占供給」と公式に発表されたタイトルが、後に発表自体を無かったことにして他ハードに移植した、という経緯があります。
　さらに、「モンハン3」自体も元々はPS3向けタイトルだったわけで、もしかすると「モンハン3」をWii以外のハードへ移植、というのは十分あり得る話ですね。

　とは言え「モンハン3」はまだWii版すら発売されていないわけですし、他ハードへの移植を気にする前に、とりあえずはWii版の完成を待ちたいところです。

◎関連リンク
　□カプコン「モンハン3がWii専用と決定したわけではありません」 （はちま起稿）

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