TGS:外出先など、どこでもWi-Fi通信ができる機器が登場
周辺機器メーカーのモリゲームズは、東京ゲームショウの自社ブースにて「どこでもWi-Fi」という製品を参考出展しています。
ITmediaの記事によると、見た目は電池の充電器に似ていて、色はホワイトです。この製品はいわゆる通信端末で、本体上部にW-SIMの差し込み口が付いているとのこと。ウィルコムの電波が届く範囲内であれば、どこでもネットワークに接続することが可能になります。
さらに、この製品には無線LANが搭載されているため、持ち運び可能な無線LANのアクセスポイントとして使用することが出来ます。バッファローの「AOSS」に対応しているため、ニンテンドーDSやPSPとの接続設定も簡単にできます。
接続できる端末は、ノートPCやiPod touchなど無線LAN機能がある製品であれば何でもOKなようですので、ほかの使い道もありそうですね。
気になるのがバッテリーの持ち時間ですが、単三4本で約2時間と少なめですので、移動時間ずっとWi-Fi対戦をやりたいという場合などは物足りないかも知れません。ただ、この製品には単3のeneloopが4本付属しますので、予備のeneloopも持ち歩けば、長時間のプレイが可能になりますね。
あと、通信速度はPHSに準拠するため、最大64kbpsであるとのこと。DSやPSPなどのオンラインゲームには十分ですが、ブラウザ機能を使ってWebを利用するなどの用途にはちょっと厳しいかもしれません。
発売時期は、今のところ2009年春を予定しているとのこと。この製品は通信端末であるため、販売はウィルコムが行います。価格や販売経路、料金プランなどはまだ未定となっています。。
月額基本料金などによっては、かなり魅力的な製品になりそうですね。続報にもご期待ください。
◎関連リンク
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電波依存症のアナタに――「どこでもWi-Fi」で、自分専用のWi-Fiアクセスポイントを携帯しよう (ITmedia)