任天堂はE3で「Wii MotionPlus」を発表しましたが、なぜ最初から内蔵しなかったのかという意見をよく聞きます。この理由について、Nintendo of America社長のReggie Fils-Aime氏がコメントしました。

　1up.comが行ったインタビューにて、Reggie氏は「Wii MotionPlusの導入を3年間待つことによって、コストは大幅に下がりました。ようやく、実現可能な製品になったのです」とコメントしました。

　要するに、「Wii MotionPlus」に相当する機能を最初からWiiリモコンに着けるとコストが大幅に上がってしまい値段も高くなってしまいます。そのため、内蔵を見送って十分にコストが下がるのを待った、というわけですね。

　そういえば、Wiiリモコンにマイク機能を内蔵させるという案があったようですが、これもコストを理由に見送りとなりました。
　機能をたくさん入れる代わりに値段を高くするか、シンプルに安く仕上げるか。会社として判断を迫られるところですが、家族みんなで遊ぶために複数のリモコンを買うとなれば、今の3500円が限界でしょうかね。

　とは言え、さらにコストダウンが進んだ場合は、「Wii MotionPlus」内蔵リモコンが発売される可能性はあります。なので、まずは対応ソフトがどれだけ充実するかに期待したいところです。

◎関連リンク
　□Nintendo Claims MotionPlus Tech Was Too Expensive During Wii Development （1up.com）

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