「任天堂カンファレンス2008.秋」開催、新型DSなど発表内容の要点まとめ
任天堂は2日、都内で報道陣向け発表会「任天堂カンファレンス2008.秋」を開催しました。
新型ニンテンドーDSの正式発表、「どうぶつの森」発売日、「Wii Music」ステージ開催、年末商戦~2009年春のソフトラインナップなど多数の情報が公開されました。とりあえず、発表されたことを簡単にまとめたいと思います。
※21:45更新 詳細記事へのリンクを追加しました。
1.新型ニンテンドーDS
先日、日経の記事に掲載されていた通り、新型のニンテンドーDSが発表されました。名称は「
ニンテンドーDSi」で、発売は
2008年11月1日、価格は
1万8900円です。主な特徴としては、サイズはDSLiteとほぼ同じであるものの暑さを2.6mm薄くし、上下にある液晶のサイズを3.0インチ→3.25インチに拡大されました。
また、
30万画素のカメラ機能、
SDメモリーカードスロットの搭載、ミュージックプレイヤー「ニンテンドーDSiミュージック」と「ニンテンドーDSiカメラ」の内蔵など、多数の機能が搭載されています。
もうひとつ特徴的なのは
内蔵メモリの搭載と「
ニンテンドーDSiショップ」で、DSiをネットワークに繋げてDSiショップにアクセスすることで、ブラウザや電卓など実用的なアプリケーションをダウンロードできるとのこと。もちろん新作ソフトの販売も予定されており、これらは「ニンテンドーDSiウェア」という名称になっています。
で、マイナス面として、本体を薄くしたためかSDカードスロットを搭載したからなのか、GBAスロットが削除されました。そのため、GBAソフトをプレイできないほか、振動パックなどGBAスロットを活用する周辺機器は使用できなくなります。
そのほか、DSiの詳細情報については、
ニンテンドーDSiのリリースまたは
公式サイトをご覧ください。
2.年末商戦~2009年春のWiiソフトラインナップ
さて、ここからはWiiのお話です。まず、年末商戦または2009年に向けたWiiソフトのラインナップが発表されました。今年の年末商戦の大本命である「街へおいでよ どうぶつの森」は11月20日発売です。
そのほか、2009年に発売されるタイトルとして、「Wii Sports Resort」のほか、「アナザーコード:R」「罪と罰2」「フォーエバーブルー2」「パンチアウト」など、期待の新作・続編が多数発表されています。これについては、後ほど取り上げますのでもう少々お待ちください。
※ラインナップ一覧はこちらの記事へ
→
カンファレンス: 年末商戦~2009年のWiiソフトラインナップ一覧3.Wii本体内蔵メモリの容量対策
期待されていた容量対策についても発表されました。が、実際に公表された策は期待の斜め上と言った感じで、
SDカードへのダウンロード対応に留まりました。ほか、SDカード上のソフトを簡単に本体メモリにコピーできる機能を2009年春にリリースすることも発表されました。
僕としては、SDカードからの「直接起動」に期待していたのですが、任天堂としてはあくまでも”ソフトは本体メモリから起動”という方針のようです。これも、後ほど詳しく取り上げます。
※Wii本体内蔵メモリの解決策についてはこちらの記事へ
→
Wiiが抱える課題その1 ~ 任天堂、Wii本体メモリの対策を発表 カンファレンスで発表された大きなトピックスは、この3つでしょうか。新型DSは事前の情報で予想できていましたが、2009年以降のラインナップには驚きですね。まさかこんなに用意していたとは、というのが正直な感想です。
ソフトラインナップなどを含むカンファレンスの模様は、これから随時アップしていきますので、もう少々お待ちください。
※カンファレンスに関する最新ニュースは、N-Wii.netトップページよりご覧ください。
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