宮本さんと音楽の出会いはいつ?――社長が訊く「Wii Music」が公開中
Wii.comにて、もはやおなじみの企画”社長が訊く「Wii Music」”が掲載されました。第1回として、宮本茂さんが登場しています。
インタビューでは、宮本さんが音楽に出会うまでのことや、音楽を演奏することへのコンプレックス、そして「Wii Music」を作り始めるまでの話など、興味深い話題がたくさんありました。
もちろんゲーム内容にも触れられていましたが、やはり”
Wiiリモコンを振るだけで演奏できる”と言えば、そんなのは音楽ゲームじゃないという方もいるのではないかと思います。そういった想いはあるようで、インタビューではこんな会話もありました。
岩田社長: うーん、やっぱり、宮本さんが「練習したけど楽器がうまくならなかった」という経験が作品に活きてますよね。
だって、宮本さんが「練習したら楽器が弾けるようになった」という人だったら、『Wii Music』の「Wiiリモコンを振るだけで誰もが楽器を演奏するたのしさを味わえる」というコンセプトは考えないですよね。
宮本さん: あ、そうですね。もしも弾ける人だったら、たぶん「このゲームは音楽に対する冒涜や」とか言うでしょうね。
岩田社長: (笑)
確かに、振るだけで演奏出来るならゲームにならないじゃないかという事になるのですが、宮本さんは「Wii Music」について「
これまでの楽器というものの考え方を覆す、新しい楽器といってもいいかもしれない」とも語っていました。
ほとんどの楽器は、練習を重ねて演奏できるようになるまでの道のりが長いのですが、その期間をすっとばして
今すぐに憧れの楽器を演奏できる、というのが魅力の一つかもしれないですね。
あと、本作には”指揮者モード”もありますが、これは
オーケストラを聴いていたらいつの間にか手を動かしていたという感覚でしょうか。
”触っているだけで楽しい”というゲームはWiiならではだと思いますが、そんな「Wii Music」が果たして人々に受け入れられるかどうか、気になるところです。
なお社長が訊く「Wii Music」はこの後も続いていくようで、次回は実際に開発に携わった方々が登場します。次回以降も楽しみですね。
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