Atari2600からWiiまで――コントローラの遍歴をまとめた画像が登場
日本における家庭用ゲーム機市場は「ファミリーコンピュータ」から始まったと言っても過言ではないと思いますが、ファミコンを含む当時のレトロハードから現世代のWiiまで、コントローラの遍歴をまとめた画像を見つけました。
コントローラの遍歴をまとめた画像は、
IDEA*IDEAさんにて見ることが出来ます。画像は据置型ゲーム機と携帯型ゲーム機の2枚があり、据置型は1つのボタンと1つのスティックで構成された「Tandy」から、Atari2600、ファミコン、スーファミなど任天堂系ハードのほか、PSやXbox、メガドライブ、PCエンジンなど、歴代ハードのコントローラが網羅されています。
携帯型の画像では、初代ゲームボーイ、GBA、DSやPSP、果てはバーチャルボーイなど、こちらも歴代ハードが網羅されています。携帯型は、本体=コントローラという事になりますので、本体の絵が掲載されています。
画像を見てみると、据置型のコントローラは形状やボタン数などが変化しているだけで、20年以上が経過しても”
コントローラは両手で持つもの”という認識が業界全体にあった事が分かります。
その点を考えると、Wiiリモコンはこれまでのゲームの歴史の中で、かなり異端な存在なのではないでしょうか。
これは携帯型にも言える事で、ハードの特性上やむを得ないにしても、やはり両手で持つという共通点があります。プレイスタイルという点では、片手で操作できる携帯電話には、一定のアドバンテージがあるのかも知れません。
こう振り返ってみると、グラフィック面ではものすごい進化を遂げたゲーム機ですが、
インターフェイスはあまり進化していないと言えるのではないでしょうか。
タッチスクリーンを搭載したニンテンドーDSや、モーション操作が特徴のWiiが今後どのように進化していくのか、今から楽しみですね。
◎関連リンク
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ゲームコントローラーの変遷がよくわかる資料的な画像 (IDEA*IDEA)