「CEDEC AWARDS 2008」が開催: マリオとゼルダが受賞、宮本さんも特別賞に
現在開催中の「CESAデベロッパーズカンファレンス2008(CEDEC2008)」にて、優れたゲーム開発技術を表彰する「CEDEC AWARDS 2008」が開催、授賞式が行われました。
- プログラミング・開発環境部門: MTフレームワーク (カプコン)
- ビジュアルアーツ: ICO (ソニー・コンピュータエンタテインメント)
- ゲームデザイン: スーパーマリオブラザーズシリーズ (任天堂)
- サウンド: ゼルダの伝説シリーズ(任天堂)
- 特別賞: 宮本茂氏 (任天堂専務取締役 兼 情報開発本部長)
選考ポイントとしては、マリオは「絶妙なタイミング調整と、緻密に構築されたレベルデザイン」、ゼルダは「サウンドデザインとゲームデザインの巧みな融合」、そして宮本さんは「常にゲーム業界をリードし、ゲーム産業の発展・振興に貢献してきたため」とのこと。
トロフィーは、ゲームデザイン部門はマリオシリーズなどを手掛ける
手塚卓志氏が、サウンド部門は多数の任天堂関連の音楽を手掛けている
近藤浩治氏が受け取りました。
特別賞を受け取った宮本さんは、照れくさそうにトロフィーを受け取り、壇上で「
参加者の中でも一番の年寄りになってしまいそうですが、これからも若い人たちがゲーム業界に入りたいと思ってくれるように、一緒にがんばっていきましょう」と語りました。
なお宮本さんは、本日11日午前9時より「どこから作ればいいんだろう?」と題した講演を行いました。この模様についても、後ほど紹介したいと思います。
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