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Wiiユーザーの男女比、ほぼ1対1?――米調査会社

  • 掲載: 2008年8月21日 23:56
 米国の調査会社Frank N. Magid Associatesのレポートによると、米国でのWiiユーザーの割合は男性が55%:女性が45%と、ほぼ1対1であることなどが明らかになりました。
 まず、冒頭で挙げた”セカンダリーWiiプレイヤーズ”とはどういう意味かと言いますと、レポートでは「プライマリーWiiプレイヤー」と「セカンダリーWiiプレイヤーズ」という区分を使っています。これは、それぞれ”該当するWii本体の中心的なユーザー”と”その他のユーザー”という意味になっています。
 例えば、ほぼ毎日Wiiで遊んでいる子供を「プライマリープレイヤー」とすると、夜に「Wii Fit」で健康診断しているお母さんやお父さんは「セカンダリープレイヤーズ」という事になります。

 まず「プライマリープレイヤー」を見ると、男女比では男性73%:女性27%で、最も割合の多いユーザー層は12~17歳および18~24歳の男性、次いで12歳以下の男性、25~24歳の男性となっています。女性で最も多いのは12~17歳、次いで18~24歳となっています。

 続いて「セカンダリーユーザーズ」では、男女比が男性55%:女性45%で、最も多いユーザー層は12歳以下の男性、次いで18~24歳の男性と12歳以下の女性となっています。こちらでは、30~50代の割合が高くなっていることも特徴です。
 また、25歳以下のユーザーに対して行った「誰とWiiで遊んでいますか」という質問(複数回答可)では、3分の1以上が「親と遊んでいる」と回答。ほか、祖父母が9%、兄弟が62%、友人が71%となりました。

 他にもレポートでは”Wiiのプレイ時間”についても触れており、「プレイする時間が以前よりも増えた」が34%、「変わらない」が56%、「以前よりも減った」が8%、「分からない」が3%となっています。

 レポートを見て、やはり10~20代の男性がゲームの中心的なユーザーである事には変わりないものの、家族がプレイヤーとして加わった結果、Wiiユーザーの男女比は1対1になり、今までゲームは遠い存在だった30~50代のユーザー(この場合は親ですね)も増加した、という事になりますね。

 やはり、以前は除け者だったゲームが、親や祖父母など大人にも受け入れられつつあるのは良い傾向です。
 任天堂は、普及台数だけではなく世帯内のWiiユーザー数を増やすことも目標にしていますので、この先どれだけの人を招き入れることが出来るか、今後も見守っていきたいものです。

◎関連リンク
 □Primary Wii Gamer in U.S. Households is Young Males – Magid (GameDaily.biz)
 □wiiユーザーの割合を統計したデータ記事。 (ゲーム情報ブログ)