THQジャパンより11月に発売予定の「ブロブ: カラフルなきぼう」の基となるゲームを制作したオランダの学生らが、開発会社を設立し、Wiiウェアに参入しました。

　Game*Sparkさんの記事によると、現在もフリーウェアとして公開されているオリジナルの「de Blob」で評判を呼んだ彼らは、その後地元オランダのユトレヒトでRonimo Gamesを設立したとのこと。
　社員は9人という小規模な会社ではありますが、任天堂からWiiの開発ライセンスを受けました。今後は、Wiiウェアのほかにパッケージソフトでも、革新的な新しいゲームを作り出していきたいとのことです。

　創業者の一人であるFabian Akker氏は、リリースの中で「自分たちがひとつのチームになって、いいゲームを作ることができる。私たちにとって、de Blobはとても大きな体験でした。間違いなくあのゲームが、僕らに新しい会社を始めるきっかけを与えてくれました」と語っています。

　さて、肝心の同社の新作は、「Swords＆Soldiers」という横スクロールのRTS（リアルタイムストラテジー）です。それぞれ異なる特徴を持った三大勢力が登場し、シングルプレイのキャンペーンや画面分割での対戦モードなどが用紙されています。
　発売は2008年第4四半期で、アメリカやヨーロッパやオーストラリアで発売予定……ですが、日本では今のところ発売される予定はないようです。

　Wiiウェアということで、パッケージソフトよりは発売に対するハードルが少ないと思いますので、ぜひ日本でも発売して欲しいところですね。

◎関連リンク
　□『Swords & Soldiers』 あのフリーウェアの学生たちが自社スタジオでWiiデビュー （Game*Spark）

◎関連ニュース
　□THQジャパン、新作ACT「ブロブ カラフルなきぼう」を11月発売