僕がレビューを書く時というのは、そのゲームについて詳しく知ってからレビューすべきと思っていますので、いつもはある程度ゲームが進んでからにしています。
そういう理由でレビューの掲載が発売からかなり遅れるのですが、やはり
鮮度も大事だと思うので、今回はおおまかに感想などを書いていって、後ほどゆっくりとレビューするという流れにしたいと思います。
さて本作は、僕個人の注目作と言う事もあり、N-Wii.netで何度も取り上げました。作品の説明などは、各記事を読んでくださればと思います。
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[おすすめ] この夏はWiiで肝だめし! 「零 ~月蝕の仮面~」 今まで「零」シリーズはプレイステーション系ハードでしか発売されていたため、任天堂系ハード+Xbox360しか所持していない僕としては、「零」シリーズは初体験となります。
もしかすると、シリーズが任天堂系ハード初進出ということで、任天堂の開発協力を得られたのかも知れないですね。今回は
テクモ×任天堂という関係が上手く作用しており、いい感じになっています。
序章~1章中盤という約1時間のプレイを終えての感想ですが、
これはいいホラーですね。怖さを表現する方法は色々ありますが、本作では映像、音、リモコンからの振動による感触と、かなりリアルに伝わってきます。
特にグラフィックは、
細かいところにもこだわって作りこんでいるようで、ついあちこちを見て回りたくなってしまいます。
あと、音も素晴らしい。足音、ドアの軋む音、何かが動作した音、霊との戦闘時など、音がリアル。本作をプレイする上では
音も重要な情報源と言えますので、ぜひ、ヘッドホンを装着してプレイして欲しいなと思います。
が、そのリアルさゆえと言いますか、情報量が多いためか
読み込みに時間がかかることがあり、さらに部屋を出入りする時などにコマ落ちしたりという現象もたびたび発生します。
しかし、「興味あるけどコマ落ちするから買わない」というのは、あまりにも勿体無いと思います。ドキドキしつつ進めていっているわけですから、プレイ中はそんなに気にならないレベルです。むしろ、
ひと呼吸おけて良いのかも知れません。
さて、プレイ中の感想についてはもっとゲームを進めてからの方が良いと思いますので、今回は一つだけ。Zボタンを押しながらスティックを操作すると
走ることが出来るのですが、これには笑ってしまいました。
ます、普通に歩いていると「トコトコトコ」という感じです。ちょっと遅めですが、女の子らしいと言いますか、これはこれで良いですね。で、実際に走ってみると、「トットットッ」くらいの変化しかなく、どうみても
早歩きだったと。逃げてーと思っても、緊張感どころか、逆に和んでしまいましたw
ところで、
忍之閻魔帳さんによると、「零 ~月蝕の仮面~」の初日の販売本数は
2万1000本程度とのこと。消化率は6割という事で、初回出荷本数は約3万5000本だったようです。CMをたくさん放送していたわりには、かなり弱気な本数設定ですね。
様々なところで初心者にも配慮しています(これも後日触れていきたいと思います)ので、”
ホラーアドベンチャーの入り口”ですという感じで、もっと強気で展開していって欲しいんですけどね。
まあそんなところで、ひと区切りしたいと思います。本作には期待していただけに、感心した点も、ちょっとどうかなと思った点も含めてたくさんあるので、それは後日、改めてお伝えしていきたいなと思います。
◎関連リンク
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「零 ~月蝕の仮面~」公式サイト (任天堂)
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