任天堂が2008年度第1四半期決算を発表、売上高は4200億円
任天堂は本日、「平成21年3月期 第1四半期決算短針」(期間:2008年4月1日~6月30日)を発表しました。
それによると、売上高は4233億8000万円、営業利益は1191億9200万円、経常利益は1768億9200万円、四半期純利益は1072億6700万円となり、いずれも前年同期と比較して増加となりました。
今回の業績が好調だった要因としては、主に海外での話ですが、
Wiiがハード・ソフト供に大幅な売上増となったこと、そしてニンテンドーDSも引き続き好調である事などが上げられます。
しかし海外の好調さとは裏腹に、国内ではWiiのハード、DSのハード・ソフトが減少しました。とは言え、Wiiは
「マリオカートWii」や「Wii Fit」などが好調な売り上げを記録し、第1四半期の国内市場で存在感を示していました。
ですがDSの場合は、既に累計2000万台を突破しているとは言えここ数ヶ月はPSPに大きく差をつけられている状況にありますので、何らかのてこ入れが必要になって来るかも知れません。
そのほか、今年度の業績予想は、前回と変わらず売上高が1兆8000億円、営業利益が5300億円、経常利益が5500億円、純利益が3250億円、配当は第2四半期末で140円、年間で1370円となっています。
また、第2四半期(4月1日~9月30日)までの累計業績予想は、売上高が7600億円、営業利益が2100億円、経常利益が2150億円、純利益が1250億円となっています。
第2四半期である7月~9月は、特にビッグタイトルは用意されていませんが、「
ワリオランドシェイク」や「
零」や「
キャプテン★レインボー」など、ファンに訴えかけていく良作が揃っていますので、そちらに期待していきたいと思います。
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