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大手出版4社が新会社を設立、Wiiウェアへのコミック配信を発表

  • 掲載: 2008年7月17日 22:19
 角川書店、講談社、集英社、小学館の大手出版4社とゲームソフト開発のトーセは、共同で新会社”リブリカ”を設立し、第1弾の事業としてWiiウェアを利用したデジタルコミック配信サービスを開始することを発表しました。
 このサービスは、コンテンツを利用するための専用プレーヤーをWiiウェアのソフトとして販売し、コミックスなどのコンテンツを利用するというもの。開始時期などは不明ですが、新作・旧作を問わず様々なジャンルのコミックを提供する予定です。

 公式サイトによると、リブリカという社名は、スペイン語の「本」を意味するLibroと、「工場」を意味するFabricaを組み合わせた造語で、新たな形の”本=読み物エンターテイメント”をユーザーに届け続ける企業体をイメージしたとのこと。
 ほか、ごあいさつのページにてニンテンドーDSにも触れられており、WiiでダウンロードしたコンテンツをDSに配信するなどの新しい展開も検討中だそうです。

 ちなみにコミック配信と言えば、先日、サン電子からもWiiウェアを利用したデジタルコミックスの配信が発表されました。この件も含めて、今後Wiiウェアでどのような展開があるのか、注意深く見ていきたいですね。

◎関連リンク
 □リブリカ 公式サイト
 □大手コミック出版4社が設立の新会社、Wiiウェアへのコミック配信を発表 (ファミ通)

◎関連ニュース
 □サン電子がWiiウェア参入、夏よりデジタルコミックを配信