マルガの湖畔さんが「ファミ通ゲーム白書2008」を基に行なった分析によると、プレイステーション2所有者にとって最も満足度の高いハードはWiiであるという結果になったとのこと。

　ほか、ニンテンドーDS所有者とWii所有者も、Wiiに満足している事が明らかになりました。しかしそれとは対称的に、Xbox360やプレイステーション3の所有者は、Wiiには満足していないという分析結果も出ています。

　これらの分析をまとめると、グラフィック面で高性能なXbox360などを所有しているユーザーはWiiには満足しておらず、逆に、プレイステーション2やWiiなど”グラフィック面では劣る”とされているゲーム機を中心に遊んでいるユーザーは、Wiiに満足しているという傾向があるようです。
　つまり、Xbox360などの高画質な映像を味わうとWiiのグラフィックでは物足りなくなってしまうが、WiiやPS2だけを遊んでいる分には別に気にならない、という事になりますね。

　日本では特に、Wiiに差をつけられて苦戦しているPS3やXbox360ですが、今回のデータを見る限りでは、課題は”いかにグラフィック面での魅力を伝えられるか”ではないでしょうか。ゲームの楽しさはグラフィックで決まるわけではありませんが、良いに越した事は無いのは確かです。

　Wiiリモコンという斬新な操作が支持を得たWiiですが、従来型のコントローラにだって得意分野はあります。Wiiサイトらしからぬ結論になってしまいましたが、Xbox360やPS3が従来通りの進化をしたというのであれば、その辺りの魅力を伝える努力をしなければならないですね。

◎関連リンク
　□各ゲーム機所有者の動向と満足度について （わぱのつれづれ日記）
　□DIARY （マルガの湖畔）