トップページWii関連ニュース > 「社長が訊く Wiiプロジェクト」の第3回が掲載。明日からは「リモコン編」

「社長が訊く Wiiプロジェクト」の第3回が掲載。明日からは「リモコン編」

  • 掲載: 2006年9月10日 15:40
 8日から、任天堂ホームページにて連載が始まった「社長が訊く Wiiプロジェクト Vol.1 Wiiハード編」の第3回が掲載されました。タイトルは「明確な目標があったからこそ、Wiiはできた」です。
 今回は、省電力化、ハードの質感などに触れ、最後に今回の連載に参加した方々のメッセージがあります。そして、明日からの連載は「Vol.2 リモコン編」に移ります。

◎関連リンク
 □社長が訊く Wiiプロジェクト Vol.1 ハード編 第3回 (任天堂)

◎第3回のまとめ
ハードの質感
 芦田氏:Wiiの本体は、表面に光沢のあるデザインになっているんです。従来の任天堂のマシンであれば、「シボ」という、細かいデコボコのあるプラスチックを採用していたんです。安価ですし、傷が目立ちにくいですから。
 でも、やはりWiiでは、質感を追求するべきだと思って、同じプラスチックではあるんですけど、光沢のある、高品質な表面を採用しました。
 こういった質感を追求する方向性というのは、Wiiに限らず、今後の任天堂のプロダクト全体で追求していくことになると思います。
 岩田氏:ひと言でいうと、昔よりも、ゲーム機の質感というものが重要視される時代になったんですよね。
 芦田氏:はい。もちろん、高級感を目指してるわけではないんです。ただ、おもちゃのような安っぽさというか、安さだけにこだわるようなものではなく、いろんな方に使っていただけるだけの質感を目指そうということです。
 おもちゃとしての機能性と耐久性は維持しつつ、見かけはおもちゃのような安っぽさがないというものを。

Wii本体OS更新の可能性
 竹田氏:Wiiというのは、売ったあとでも任天堂が本体O.S.の更新の形で関与していくことのできるはじめてのマシンなんですね。
 そういう意味では、これからまたおもしろさや楽しみがいろんな方向にどんどん広がっていくマシンだともいえます。それをぜひ楽しみにしてほしいですし、個人的にもすごく楽しみにしています。

 やはり任天堂ハードには「おもちゃ」だというイメージがついてしまうため、見た目も変化していくという最近の傾向は良いことだと思います。