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任天堂公式サイト、「社長が訊く Wiiプロジェクト」の連載をスタート

  • 掲載: 2006年9月8日 19:59
 今日の午後に配信されたメールニュースにて、「任天堂ホームページにおいて、Wiiの開発に関わった人たちに対するインタビューを本日9月8日の14時に掲載いたします。」とのお知らせが届きました。
 
 この連載は、タイトルの通り岩田社長を中心として、Wiiの開発に関わった開発者の方々と語るというものです。岩田社長のほか、竹田玄洋氏(総合開発方部長)、高本純治氏(総合開発本部 開発部 開発第3グループ)、芦田健一郎氏(同 デザイングループ)、塩田興氏(同 開発第2グループ)が連載に登場しています。

 第1回となる今回は、「最先端の技術を、これまでにない使い方で」と題して、Wiiの技術的な部分について取り上げられています。

◎関連リンク
 □社長が訊く Wii プロジェクト (任天堂)

◎第1回のポイント
□Wiiの開発開始
 「Wiiの開発が始まったのは、ゲームキューブがリリースされてすぐのころです。私たちは、ひとつのハードが形になるとすぐにつぎのマシンを考え始めるわけです」

□最先端技術の使い方(電力消費)
 消費電力を小さくすることに苦心していたころ、最先端の半導体技術を使用すると、(中略)ゲームキューブにこの技術を応用させた場合、消費電力がゲームキューブで使用していた半導体の4分の1から3分の1になることがわかりました。

□最先端技術の使い方(他社との違い)
 (上の続きとして)もちろん、それは単純にデータとして驚いたというのもあるんですが、任天堂という会社の独自性を感じた瞬間でもあるんです。
 ふつう、新しい機械を作るときというのは、「これまでよりCPUが何倍速くなるか?メモリーは何倍積まれるか? ポリゴンは何倍表示されるか?」という部分で競争していくわけですが、任天堂は「いままでと同じことをさせて、電力を何分の1にできるか?」という議論をしていたわけです。

 Wiiと他社製ハードの違いがわかる一面です。前にも発言していましたが、最先端の技術をどのように使うかがポイントです。