ハドソンは28日、都内のブラジルレストランにてWiiウェアについての発表会を開催しました。

　会場には報道関係者のほかに一般ユーザーも招待されており、発表会後は会場に対して料理が振る舞われたり、高橋名人やタレントの山本梓さんの司会による「スターソルジャーR」のイベントも開催されました。

　発表会では、まずハドソン執行役員副社長の石塚通弘氏が登壇し、Wiiをネット接続しているユーザーの多さについて説明。「魅力的な市場であり、ハドソンは積極的に参加していく」とコメントしました。
　ハドソンは、Wiiウェア向けのソフトを開発するにあたって重要な3つのコンセプトを挙げました。

• 家族全員で遊ぶため、リビングに置かれているWii
• 同社のマルチゲームのノウハウをいかす
• Wi-Fiの活用を第一に

　それを踏まえて、ハドソンは以下のタイトルを発表しました。

• Wi-Fi 8人バトル ボンバーマン （6月配信）
• テトリスWii （7月配信）
• エイリアンクラッシュ （8月配信）
• ブルーオアシス ～魚の癒し空間～ （2008年中配信）
• カラオケJOYSOUND Wii（仮） （配信日未定）

　まず「ボンバーマン」はバトルに特化した作品になっており、ローカルでの対戦はもちろん、最大8人でのオンライン対戦も楽しめます。Wiiリモコンを振ることによって使用できる新規のアイテムや、プレイヤーとしてMiiを使用できます。
　「テトリスWii」については先日もお伝えいたしましたが、落ちてくるブロックが大きめになっていたり、従来のような”ラインを作って消す”プレイ方法とは違ったモードが収録されるとのこと。最大6人でのオンライン対戦やランキング機能も搭載されます。
　「エイリアンクラッシュ」は、PCエンジン向けに発売されて人気となったピンボールを題材とした作品で、Wiiウェア向けには、最大5人でのオンライン対戦とランキング機能を搭載します。
　「ブルーオアシス」は、水槽で熱帯魚などを育てていくソフトで、自分の水槽を友達に紹介できるほか、「お天気チャンネル」との連携が予定されています。

　最後に「JOYSOUND」です。本作は、ハドソンとエクシングが共同で開発を進めており、Wiiウェア版はエクシングが、パッケージ版はハドソンが販売を担当します。カラオケを楽しめるのは両方とも同じですが、パッケージ版には付加価値として「レッスンモード」が収録されます。
　本作は、ネットワークを経由して曲をダウンロードすることができ、ラインナップは初期段階で2万曲が用意される予定です。
　なお、専用マイクは、単品またはソフト同梱版として販売されます。プレイ料金は期間課金になるとのこと。

　ハドソンは、これらのタイトルと合わせて計10タイトル以上を開発中であるとのこと。まだ発表されていないタイトルにも期待したいですね。

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