有料版「ニンテンドーWi-Fiコネクション」について分かった事をまとめる
先日アメリカのサンフランシスコにて開催されたGame Developers Conference 2008にて講演した任天堂の青山敬氏は、
有料版「ニンテンドーWi-Fiコネクション」について発表しました。
まだまだ詳細については不明な点も多いですが、現時点で分かっている事をまとめました。
有料版Wi-Fiコネクションとは?
- 「(有料になっても)簡単・安心の部分は変わらない」(青山氏)
- そのため、「ニンテンドーWi-Fiコネクション」という名前は踏襲される
- 追加でダウンロードできるコンテンツや、有料オンラインゲームなどが提供される見込み
- 今後も、無料版Wi-Fiコネクションの提供は継続する
例えば「スマブラX」の発売直後は、Wi-Fi対戦用のサーバーが混雑していたためにサービスを利用しにくい状態になっていました。これに対して「月額料金を払っても良いから、優先して接続できるようなサービスが欲しい」という要望もありましたが、今後はこのような展開もできそうです。
ほか、今までは「無料でサービスを開始するには負担が大きい」という場合でも、今後はユーザーから一定の料金を貰うことで運営が可能になりますね。
決済の方法
- 基本的にはWiiポイントで支払いを行なう。
- 「一定期間の利用料の販売もできる」(青山氏)
→ 月額課金型のオンラインゲームも視野に? - 携帯電話のゲームのように”月額○○円”という販売方法も可能?
ロゴによる区別
- 「有料の部分を、無料だと勘違いしてユーザーが購入することは絶対に避けねばならない」(青山氏)
- 有料版Wi-Fiコネクション対応の場合は、赤色のWi-Fiロゴをパッケージにプリント
- 一部でも有料になる場合は、赤色のロゴが使われる。
ということは、殆どのWi-Fi機能を無料で利用できたとしても、有料サービスとして搭載されるオンライン関連の機能がある場合は、赤色のロゴが使用されます。
このあたりをユーザーが混乱しないように、何が無料で何が有料なのかをパッケージなどに明記して、購入前に確認できるようにする必要がありますね。
以上、簡単ながら有料版Wi-Fiコネクションについてまとめました。有料というとどうしても敷居が高くなってしまいますが、
有料になればより高度なサービスを提供できるという面もありますので、今後の展開に期待ですね。
◎関連リンク
□
任天堂の青山氏、Wiiメニューの進化の経緯を紹介 「ニンテンドーWi-Fiコネクション有料サービス」も発表 (インプレス)
□
◎関連ニュース
□
任天堂、有料版「ニンテンドーWi-Fiコネクション」について発表