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「スマブラX」初回起動時トラブルの詳細が明らかに

  • 掲載: 2008年1月28日 22:30
 昨日の記事でお伝えした「スマブラX」起動時のトラブルについて、対象となるWii本体や今後の対応などの詳細が明らかになりました。
 以下、前回の記事に引き続きソースはゲームの裏話さんです。

主な症状

スマブラXに内蔵されているWii本体のアップデート機能にて、
対象本体を自動アップデートする際にエラーメッセージが表示される


発生する条件
  • 「スマブラX」初回起動時のみ
  • 2007年夏以前に購入したWii本体であること
  • 2007年夏以降、1回もWii本体ミドルウェアのアップデートを行っていない場合

 以上3つの全てに当てはまる場合に限り、エラーメッセージが表示されるとのこと。ちなみに”2007年夏以前に購入したWii本体”、すなわち2007年夏以前に出荷したWii本体は、国内に300万台程度はあると予想されます。
 ですが同記事の情報を読む限りでは、2007年夏以降に1回でもミドルウェア更新を行った場合は不具合は発生しないと考えられます。なので、初回起動時に自動で更新を行う「マリオギャラクシー」や「Wii Fit」などを起動した事がある場合は、影響は無いという事ですね。

 とは言え、相当数のWii本体が対象になる事が予想されます。例えば、「Wii Sports」や「ゼルダ」を買ってプレイした後はしばらく放置していた、という場合は注意が必要です。
 この件に関しては、店頭で注意を促す説明書きを配布する予定ですので、これに従って対処してください。小売側では、このトラブルが初期不良ではないという事を周知する必要がありますね。

 なお、今後の任天堂の対応についてですが、まとめるとこんな感じになります。
  • 注意書きは初回出荷分には同梱できなかったが、再出荷分に関しては早い時期に同梱されるようになる予定
  • 今回の不具合の修正を行うかどうかはまだ未定

 大規模なトラブルに発展するかどうかは、小売側の努力次第という事になります。ユーザーが不利益にならないことを願いたいですね。

◎関連リンク
 □「Wii:大乱闘スマッシュブラザーズX」起動トラブルについて (ゲームの裏話)

◎関連ニュース
 □「スマブラX」の初回出荷は50万本未満、起動時のトラブルも明らかに