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フジテレビが中国産「Vii」の特集を放送、任天堂もコメント

  • 掲載: 2007年12月24日 23:04
 フジテレビ系列で毎日月曜~金曜に放送中の報道番組「FNNスーパーニュース」にて、中国で販売中のゲーム機「Vii」に関する特集が放送されました。この特集では、任天堂のコメントも取り上げられています。
 まずは、フジテレビによる「Vii」の特集をご覧ください。その後、要点をまとめたいと思います。

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街の人の声
  • 何もかもパクればいいもんじゃない
  • また、いつもいつもよくマネするな
  • (Viiを見て)「こいつがWiiです」と言われたらそう思ってしまう

「任天堂のWii」と「中国のVii」を比較
  • 本体やコントローラの形状
  • 実際にコントローラを振って操作する(ただしViiは反応が鈍い)
  • Wiiの価格は2万5000円、Viiの価格は2万1000円(1280人民元)
  • ゲームメディアは、Wiiはディスク・Viiは内蔵のメモリ
  • Wii本体は1.2kgあり、持つとずっしりとくる。対してViiは、持ってみるとかなり軽い

Viiの販売元のコメント

 Wiiのコピーではなく、ただ見た目が似ているだけ。今、世界でこの無線コントロール技術を持つのはウチと任天堂だけですよ。


任天堂のコメント

今回の商品に限らず、任天堂が持つ著作権や特許などの財産権を侵害する内容があれば、排除に向かう


 以上、WiiとViiのまとめでした。今まで任天堂は、海賊版に対しては厳しく取り締まってきましたが、今回の「Vii」のような模造品には比較的甘めでした。しかし2008年以降、任天堂は中国でもWiiを展開する予定です。それに支障が出るようであれば黙って見ているわけにはいかない、という事でしょうかね。

 ちなみに「Vii」の本体がとても軽い理由は、先日掲載したVii本体の分解レポートにて動画付きの答えがあります。中国の本当の姿が分かるような(?)内容になっていますので、ぜひご覧ください。

◎関連リンク
 □Nintendo Wii - Vii comparison (Go Nintendo)

◎関連ニュース
 □「りっぱ、本当にりっぱ」――中国産「Vii」の解剖レポート
 □任天堂、来年より韓国・中国でもWiiを発売――海賊版対策は万全